テレ朝時代は主に報道番組を担当していた小川アナ、宇賀アナの2人に関しては、公私のすみ分けがカギを握りそうだという。

「過去に結婚を機にテレビ局を退社した女子アナの多くは独身時代よりも仕事をセーブし、家庭を優先する傾向が強く、小川アナもしばらくの間はその可能性が高いのではないでしょうか。宇賀アナに関しても、1月に同番組で自身の退社を公表する際、今後について『まずは朝明るくなってから起きて、(羽鳥慎一の)モーニングショーを見たり、夜に家族とご飯を食べて報道ステーションを見たり、今まで出来なかったことをしてみたい』と話していたのが印象的でした。局アナ時代は生活リズムが特異な夜の生放送番組や早朝の生放送番組を長く担当していましたし、結婚&フリー転身を機にいわゆる普通の生活を送ってみたいという願望が強いように思われます」

 そのうえで、「とはいえ、2人とも報道番組での実績があるのは大きな武器。近年とくに需要が高まっている即戦力の女性の報道キャスターとして人気を集めるのは間違いないでしょう」(三杉氏)

 元TBSの吉田明世アナについては、「昨年5月に第1子となる女児を出産しており、しばらくは育児中心の生活になるのではないでしょうか。アーティストや俳優、女優、タレントをはじめ、近年はアスリートや文化人などのマネージメントにも力を入れている大手芸能事務所の『アミューズ』が仕事の窓口なら選べる仕事の幅も広く、私生活優先の融通も効くでしょうしね」(前出の民放テレビ局情報番組スタッフ)

 また、米倉涼子や上戸彩、武井咲などが所属する芸能事務所「オスカープロモーション」入りが濃厚とされている宇垣アナに関しては、こんな話もある。

「『オスカー』にはTBSの先輩の小島慶子さんやリサ・ステッグマイヤーさんなどキャスターも所属していますが、宇垣さんは局アナ時代からグラビアに挑戦したり、コスプレ姿を披露したりしていましたし、雑誌でコラムを連載したりしていましたからね。自己プロデュース能力の高さを発揮したタレント活動のほか、事務所のパイプを活かしての女優業進出などが噂されています」(同情報番組スタッフ)

 フリー転身を機にさらなる飛躍が期待される人気女子アナたちだが、果たして勝ち組となるのは誰か?(平田昇二)