すぐに状況は変わらないかもしれない。でも、ゆっくり時間をかけていいと思うんだ。友だちが「シャラップ!」って言わないようにすることを目的としないで、友だちがなじむのを待つんだ。たとえば、コップの水に角砂糖を溶かそうとするとき、冷たい水に溶かすには時間がかかるでしょう? ぐるぐるスプーンでかき混ぜて無理やり溶かそうとすることもできるけど、じわ~っと水を温めてお湯にしてあげると、角砂糖は自然と溶けていく。そんなふうに友だちを手助けしてあげることもできるんじゃないかな? 友だちの心があったかくなる状況を作ってあげるんだ。忍耐強くて友だち思いの君なら、きっとできると思うよ!

 そんな君に贈るギャグはこれだ! 「ネ~バ~ギブアップ! ネバネバギブアップ!」。あきらめない、粘り強い気持ちを盛り上げるギャグだよ。納豆を混ぜるしぐさをしながら楽しく言うんだ。このギャグは、ある番組のロケで四国を自転車でお遍路(四国にある88カ所の仏教寺院を巡ることだよ)しているときにできたよ。お寺は高い山の上にあったりして、自転車で行くのはすごく大変なんだ。一緒にまわっていた仲間が途中で吐いちゃうほど体力を使う。そんなときに「あきらめないぞ~!」っていう気持ちで作ったんだ。このギャグを言いながら、知らない国に来て不安に思っている友だちに、粘り強く接してあげてほしいな!

……って、僕は思うんだけど、君はどう思うかな?

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