○「原価」「利益」「濃度」など、割合の文章題に出てくる言葉の理解でつまずく!

 算数には抽象的な言葉が出てくるので、わかりやすい例や数字で具体的にイメージできるように伝えることがおすすめです。例えば「100円で買ってきたお菓子を、100円で売ったらもうけられないよね。でも120円で売れば20円もうかるよね。このときの100円を〈原価〉、120円を〈定価〉、20円を〈利益〉っていうんだよ」と、キリのいい数字で説明するとわかりやすいです。

 算数に出てくる言葉は、日常会話で使うと理解度が上がります。ジュースの濃度や台風の速度、スーパーのセールなど身近にある算数を探してみてください。

「750mlで500円の醤油(しょうゆ)と500mlで300円の醤油、どちらがお得?」などスーパーでの日常会話も算数感覚を養うコツです。

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AERA with Kids編集部
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