「毎日30分ぼーっとしてしまうのってダメですか?」というお悩みを寄せてくれた小学4年生。数多くの子ども向けライブを開催し、子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA with Kids+の本連載。小島さんは、ぼーっとする時間はむしろ必要かもしれないといいます。ぼーっとする時間とは、いったいどんな時間なのでしょうか。
【写真】小島よしおさんの毎日の日課はこちら!【よしおの答え】
めがねのアイドルピーヤ、「気がついたらぼーっとしてた!」ってこと、よくあるよね。よしおが小学生のころなんてもっとぼーっとしていたよ。めがねのアイドルピーヤは、どんなときにぼーっとしたくなるのかな?
やりたいことや、やらなきゃいけないことがたくさんあるときかな。今の小学生は、宿題や習い事、塾と、けっこう忙しいよね。毎日いろいろなことを頑張っているだけでえらいと思うよ。
よしおの友だちは小学生のとき、月曜日以外は毎日習い事をやっていたんだって。だから「ぼーっとしたくなる気持ち、わかる」って言ってたよ。習い事のない月曜日が好きだったって言っていた。この前仕事で出会った小学生も、好きな曜日はやっぱり習い事がない日と答えていたよ。よしおは、好きなマンガ雑誌が発売する月曜日が好きって答えたけどね。
よしおは、毎日ぼーっとする時間があっても全然いいと思う。むしろ、一日の中でそういう時間があったほうが、それ以外の時間がうまくいくこともあるんじゃないかな。よしおの周りには、日曜日だけは習い事も勉強もしない休む日にして、それがよかったという人もいたよ。1日30分くらい「ぼーっとタイム」があってもいいし、1週間に丸一日「ぼーっとデイ」を作ってもいいかもしれない。ぼーっとすることはダメじゃないし、むしろいいことなんじゃないかって思うよ。
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