ぼーっとする=サボってる?

 ただ、「あ、30分ぼーっとしちゃった」なんてふうに罪悪感を持つのはあまりよくないかも。ぼーっとする時間って、サボっている時間ではなくて、脳が休憩している時間だと思うんだ。「ぼーっとするよりも寝たほうがいい」という人もいるんだけど、本などで調べると、寝ている間も脳は動いている。だから、いろいろやらないといけないことがある中で、ぼーっとして脳を休ませる時間が必要だと思うんだ。

 よしおは毎日ランニングをしているんだけど、走っている時間が脳を休ませる時間になっている気がするよ。前は「走っている時間も情報収集しなきゃ」と、ラジオや音楽を聴いていたんだけど、あるときイヤホンを忘れて何も聞かずに走ったら、すごく気持ちよかったんだ。それからは何も聞かずに自然の音をBGMに走っているよ。

 そうすると、頭も気持ちもなんだかすごくスッキリする。「脳が休んでいるのかも」って感じがするんだ。それに、新しいアイデアが生まれることもあるよ。走りながら、脳の中で考えが整理されるのかもしれないね。

毎日ランニングをするというよしおさん「ランニングの時間が、脳を休ませる時間になっている気がするよ」

意味がないことをして頭を「からっぽ」にしてみる

 めがねのアイドルピーヤも、なにか脳が休まるようなことをやってみるのはどうかな? たとえば、うさぎカフェとかで動物に触れ合ってみるとか、自然や地球を感じられるような遊びをしてみるとか。よしおが小学生のころは、迷路作りや○×ゲーム、間違い探し、ぬりえなんかを夢中でやっていたよ。そんなふうに、何かに夢中になることで脳を休ませる方法もあるよね。

 最近は、“どうせやるなら意味のあることを”と考える人が増えて、ぼーっとしたり意味のないことをしたりする時間が減っているのかも。なんでも意味を求めすぎなんじゃないかな、って思う。そのうち「意味がないことをやる塾」とかできそうだね(笑)。

 よしおが小学生だった30年くらい前は、習い事とか遊びのツールがそんなになかったから、その世代の人が小学生のころにやっていたことにヒントがあるかも。よしおの周りには、「白線の上を歩いて、そこからはずれたら地球が爆発する」って言ったり、本気でかめはめ波を出そうとしたりする子もいたよ(笑)。

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