ちなみによしおは小学生のころ、クラスのみんなを楽しませたくて帰りの会でコントを披露していたよ。当時のよしおにお金を稼ぐっていう考えはなかったけど、もしかしたらその気持ちが今にもつながっているのかも。
お手伝いの経験が将来の糧になるかも
てるくんからお悩みをもらっていろいろ考えていたら、「小学校って、どんな作業や勉強も、その先には仕事になることがたくさんあるのかも」ってひらめいた。掃除もそうだし、人前で何かを披露することもそう。図工とか美術の授業はイラストレーターやマンガ家の道につながっているかも。
あと、学校の先生ってすっごく仕事が多いから、先生の仕事をひとつでも手伝うこともいい練習になるかもしれない。何か運ぶのを手伝うとか。もちろんおうちでお父さんやお母さんの作業を手伝うのもそうだけど、今のうちから「こういうことで人は喜んでくれるんだ!」という経験をためると、それが将来の糧になりそうだよね。
ちなみによしおは今仕事をしていて、「勉強」「読書」「筋トレ」を続けていてよかったな、って思う。筋トレは、パンツ一丁になる芸だから続けているっていうのもあるけど、最近になって人から筋肉をほめてもらえることが多くなって、うれしかったな(笑)。
そして何よりも、どんなことにもチャレンジしてきたことが自分の糧になっているよ。うまくいったことはもちろん、失敗したことも。こうやってみんなからお悩み相談をもらったとき、自分の失敗談や経験談を話せるし、本当にたくさんの失敗をしてきているから、落ち込む気持ちとかも、わかるようになったんじゃないかな。
だからてるくんがいろんな経験をためるとき、もし失敗して落ち込むことがあっても大丈夫。必ずどこかでその経験が生きてくるからね。そして”失敗してもいいんだよ”っていう空気作りができたら最高にかっこいいぜ!
……って、僕は思うんだけど、君はどう思うかな?
(構成/濱田ももこ)
小島 よしお
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