コツ1)写真はベストショットをプリントし、自宅の一等地へ飾る
「思い出をカタチにする」といって最初に思い浮かぶのが「写真」でしょう。スマホが普及し撮る機会は増えましたが撮りっぱなしになっていませんか? 旅を親子で振り返り、ベストショットはプリントして、家族がそろう居間など自宅の一等地に飾りましょう。自然と目に入り旅を思い出し、特に何かを成し遂げたシーンなどは、「あのときは頑張ったね」と再び話題に上ることで自己肯定感も高まります。
コツ2)カタチに残す。収穫体験の野菜は一緒に料理を
旅での体験を通じて、カタチにするのもいいでしょう。例えば伝統工芸の体験をすれば、世界でひとつだけの作品がカタチとして残ります。「どんなデザインにしようか?」と思考を重ねたこと、出来上がったときの感動なども作品と一緒に持ち帰ることができます。野菜の収穫体験では、収穫した野菜で子どもと一緒に料理をしてみるのもいいでしょう。旅の話をしながら親子で料理をして家族みんなで食することで、旅を振り返り記憶に刻まれるだけではなく、新たな興味・関心が芽生えるかもしれません。
陶芸体験は焼き上げ、稲刈りは精米などの後工程があると、その場で「カタチ」として持ち帰れないこともあります。でも届くまでのワクワク感をみんなで共有し、旅の記憶が薄れたころに到着するタイムラグが、かえって心に強く残ると感じます。
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