コツ3)自由研究は旅をテーマに。楽しく学べる旅の取り組み方
長期休暇には、自由研究や絵日記などの課題がでますが、旅を題材に取り組むのも一案です。例えば旅先で得たチケットやパンフレットなどを持ち帰り、整理して感想を加えて旅行記を作成するのもいいでしょう。「旅で何をしたか?」を時系列で復習し、どう伝えるかを考えることで、体験が記憶に定着し、思考力や表現力も高まります。旅先でカメラを子どもに渡し気になるものを自由に撮影。作品名と鑑賞ポイントを明記してまとめれば、りっぱな写真集に。好奇心を刺激し表現力も鍛えられます。
テーマを決めて旅に出ると、通常では気がつかない視点で旅を眺めるため発見が多くなります。我が家は小学校高学年の夏休みの自由研究は、「世界遺産」や「記号やマーク」など、取り組むテーマを決めて旅に出ました。実際に目にすることで、当初とは違う疑問や気づきが生まれることもあり、それらは帰宅後に調べてまとめました。
いずれも大切なのは、子どもが「やらなくては」「やらされている」と思うのではなく、「やりたい」「おもしろそう」という気持ちで取り組むこと。事前にモチベーションを高めるのがポイントです。
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