1月9日放送の「ミュージックジェネレーション」(毎週木曜よる7時、フジテレビ系)に横澤夏子さんが出演。過去の記事を再配信します。(2024年12月29日の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)

MENU 保育園に預けるということは、わが子の専門家が増えるってこと ミキティに教えてもらった子育ての作戦とは? 3姉妹のケンカはどうしている? 子育ての悩みは、子どもの「食事」

 現在4歳、3歳、1歳の三姉妹の子育てに四苦八苦する姿をSNSでありのまま投稿し、大きな共感を呼んでいる横澤夏子さん。11月に初めての育児本『ドタバタ子育て大作戦 三姉妹のれんらくちょう』(オレンジページ)を刊行しました。ごはん、寝かしつけ、姉妹げんかなど、子育ての悩みができるたびに、保育園の先生やママ友に相談し、作戦を立ててきたそう。最近見つけたいい作戦や、三姉妹との日々を聞きました。※後編<横澤夏子が語る芸人を目指したワケ「高校3年の進路相談の日の朝、出勤前の父に『芸人になるって言うから!』と告げ」>へ続く

保育園に預けるということは、わが子の専門家が増えるってこと

――インスタグラムでたびたび保育園の連絡帳を投稿している横澤さん。イヤイヤ期の子どもたちを「活きのいいシャケと大マグロ」と表現して先生に報告するなど、楽しい園生活が伝わります。横澤さんにとって、保育園とはどんな存在ですか。

 じつは、長女の時は保育園に預けるのに抵抗があったんです。子どもの成長を見逃してしまう、とか、自分の仕事のためであって、この子のためになってない、とか思い詰めてしまって。そんなとき、お仕事でお会いした教育学者の汐見稔幸先生に「保育園や幼稚園には、親以外の人からかわいがってもらう練習をしに行ってるんですよ」と教えて頂きました。そうやって考えてみれば、子どもを親側からだけじゃなく、プロである先生の側から見てもらえるのは、とてもいいことだと思えました。

 実際、お友だちとのやりとりや、集団でのマナーなど、保育園で学んでくることはとても多くて、本当に感謝しています。子どもたちも保育園が大好きで、お迎えに行くと「えー、もう来たの?」って言われるんですよ。

 先生に育児相談できるのもすごくありがたい。私だったら頭ごなしに叱っちゃうところを、「プリンセス~、すてきですわ!」とうまく子どもの気持ちを乗せたりとか、先生から取り入れた〈作戦〉がいっぱいあります。保育園に預けるということは、わが子の専門家が増えるってことだといまは思います。

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清繭子
清繭子

出版社で雑誌・まんが・絵本の編集に携わったのち、独立。編著『小学生おまもり手帖』(オレンジページ)。エッセイ集『夢みるかかとにご飯つぶ』(幻冬舎)が2024年7月18日発売。

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