「今度、孫の誕生日に小学校で読み聞かせをします。おすすめの絵本を教えてください」
エディターのあっこです。私が読み聞かせ委員を務めている小学校の毎週の読み聞かせに、なんとおばあちゃんが参加してくださっているんです。忙しい親御さんの代わりにお孫さんのために来てくださっています。
しかも、お孫さんのクラスのみではなく、「ほかの学級にも参加していいですよ!」と積極的に活動に参加してくださるため、大変ありがたいです。
読み聞かせって、ボランティアなイメージはありませんか??
それを、私の子どもの通う小学校では前年度からPTA活動にしました。
それまでは他のPTA活動で「一人一役」を受け持ちながら、読み聞かせにはボランティアで参加しなくてはいけなかったところ、委員会になることで読み聞かせ活動が一人一役として認めることができるだめ、参加率が高くすることができるからです。
学校PTAって聞くとそれだけでやりたくない気持ちになる中で、ボランティアまでとなると参加してくださる方はぐんと少なくなります。
1年生から6年生まで、できるだけ全クラスに入りたいのに、ボランティアが少なくて全く活動ができませんでした。
しかし、委員会にすることで「読み聞かせならできる」という保護者が多く、参加するのは学期1回からOKなのでスケジュール調整もしやすいところが良かったのかもしれません。
おかげさまでママだけでなく、パパの参加も増えており、委員会に入ってきてくれた方が一人また一人とお誘いしてきてくれるという現状で、どんどん委員が増えてきて人気のクラスには入りたくても競争率が激しくなかなか入れない状況です。
話は戻りまして、お孫さんのためにPTA活動にご参加くださっているOさん(仮名)。
たまたま、私たち委員が決めた読み聞かせ担当の日が、お孫さんの誕生日でした! もちろんお孫さんのクラスに振り分けていたので、それだけでもうれしくなりました。他のクラスにも入っていただいてるので、本当に運命です。
そのOさんがおすすめ絵本について私にご質問くださったので、「Oさんにしか読めない絵本があります!!」とご紹介した絵本がありますので、今日はみなさまにも、そのとっておきの絵本をご紹介したいと思います。
それがこちら!
『あなたがいるだけで~おばあちゃんからのてがみ~Just Being You-A Letter From Grandma-』
おばあちゃんからお孫さんへ、「だいすき」を伝える絵本です。まさに、お孫さんの誕生日にぴったりですよね!
ママが子どもを思う気持ちや、ママのおなかに来てくれたときのことを伝える絵本はたくさんありますが、こちらの絵本には、お孫さんの命がママのおなかに宿ったときのうれしさや幸せな気持ち、おばあちゃんからみたママとパパのことが描かれています。
お孫さんがいくつになっても、大切に思う気持ちは変わらない。
成長するにつれて悩みや不安になることもあるかもしれないけれど、おばあちゃんがだいすきな気持ちは変わらない。
そんな言葉がたくさんです。
お孫さんが悩んでいなくても、まだまだ小さくてもぜひ読んでほしいストーリー。なぜなら、すでにこの絵本に出合えていることで将来必ず助けになるからです。
自分自身が喜ばれて生まれてきたこと、家族みんなをしあわせにしていること。直接言葉で伝えられなくても絵本を読むだけで伝えることができます。
だいすきや愛を伝える絵本として、ぜひ一度読んでみてくださいね。
(文/あっこ)
やまのえりい,はるかみった