SNSの総フォロワー数は320万人超え、書籍「やる気1%ごはん」シリーズが料理レシピ本大賞2023・2024年と史上初・2年連続レシピ本大賞受賞。料理界にすい星のごとく現れた大注目のまるみキッチンさんですが、料理を始めたのはわずか4年前というから驚きです。ご自身の「料理がめんどくさい」から生まれた「やる気1%ごはん」には、どんな工夫があるのでしょうか? ※後編<疲れてご飯を作る気力がない」というときのために「常備しておくとよいもの」とは? まるみキッチンがアドバイス>に続く

MENU 4年ほど前に始めた料理で「めんどくさい」の壁にぶち当たった SNSでバズるのは「こってり」背徳感のあるメニュー 料理が苦手な人が役立ててくれているのが本当にうれしい 料理のハードルを徹底的に下げた「やる気1%ごはん」の魅力とは

4年ほど前に始めた料理で「めんどくさい」の壁にぶち当たった

――まるみキッチンさん。すみません、女性だと思っておりました。

 よく言われます。実際は、こんなごつい感じです(笑)。

 2021年頃にTwitter(現在のX)で発信を始めたときは、顔を出す予定ではありませんでした。名前を考えるときに、「男女ともに目に留めてくれるような、キャッチーな名前がいいな」と思っていました。友だちにも相談して「ふんわりとしたイメージで語呂もいい」ということで、この名前に決めたんです。本名は三浦健吾というのですが、「まるみ」と「三浦」の「ま」行のかぶりも気に入っています(笑)。

―――料理はずっと作っていたのですか?

 料理を始めたのは、ダイエットがきっかけです。僕、100キロを超えていた時期があったんです。服も入らなくなり、いろいろ不便なことが増えたので「自炊しよう」と料理を始めたのです。ところが、それまで料理をしたことがなかったので、「料理ってめんどくさい」という壁にぶち当たりました。そこで、できるだけラクに作る方法はないものかとネットで調べて、いわゆる「かんたんレシピ」に行き着いたんです。それが僕にはぴったりハマったのです。

「最近料理を始めたんだ」と友達に話したら、「料理はSNSと相性がいいよ」と教えてくれました。自分の料理の記録にもなるし、と投稿を始めたのです。自炊のおかげで、30キロ落とせた時期もありました。筋トレも始めたので、今は筋肉をつけるために少し増やしている状態です。

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三宅智佳
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