机が教室奥に置いてあったときは、内線が鳴っても受話器を取るのに時間がかかりました。歩いていって受話器を取った瞬間に、内線が鳴りやんでしまったというもどかしい経験が何度もあります。
でも、机の位置を変えたことで、すぐに内線の受話器を取れるようになりました。校内放送のスピーカーの音量が大きすぎて、子どもたちが驚いても、すぐに調整できるようになりました。子どもの体調に合わせて、エアコンや扇風機などの空調の調整をすぐにできるようになりました。すぐに廊下に出られるので職員室と教室との行き来も以前より楽になりました。
以上、教員22年目にして、初めて教室の担任机を“教室前方の廊下側”に置いてよかったことを紹介させていただきました。
子どもにとっても、教師としても、担任机を“教室前方の廊下側”してよかったと感じています。「このよさにもっと早く気づいておけばよかった!」と、悔しい気持ちになるほどです。これからも、教師として仕事の改善を積み重ねていきたいです。
(文/松下隼司)
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