ものづくりをしている時が一番いきいきしていて、美術教室に通いたいと言い始めた8歳の男の子。でも、今習っている水泳や書道、中学受験の勉強もあり、親としてはどれかに専念したほうがいいのでは…と不安に。教育家で、見守る子育て研究所所長の小川大介さんは「子どもが楽しんでいるかどうかで決めましょう」と言います。たくさんの教育情報や習い事、やりたいこととどう付き合うべきか、読者の悩みに答えてもらいました。

MENU 情報を集めるばかりで子どもの表情を見落としているかも!? 成果より「子どもが幸せかどうか」が大事 まだ小3。子どもに合った楽しみ方をのびのびと模索してみて

情報を集めるばかりで子どもの表情を見落としているかも!?

――まずはお子さんの学びや行動の傾向について、どういったタイプだと考えられますか?

 いただいたお子さんの情報によると、身体感覚をよく使っていて、体を通して学んだり感じ取ったりする力が高く、気分が動くかどうかで取り組み方が変わる傾向がありますね

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