小島よしお＆さかなクンが語る、2人の「めちゃくちゃ明るい」母たちの共通点とは　「なんとかなる精神を伝えてくれた」

よしお　授業中にも魚のこと考えちゃう？

さかな　お魚の絵ばっかり描いていました。先生には申し訳なかったでギョざいます。

よしお　お母さんに怒られたりは？

さかな　それがテストで悪い点とっても「こりゃビックリな点数とったね、ははー！」って笑い飛ばしてくれる、寛大な母でした。三者面談で「魚もいいけど勉強も……」って先生が言ったら「うちの子はいいんです、絵が好きでお魚やタコが好きだから、それを伸ばしてあげたいんです」って。それを聞いてとっても元気になれました。母がずっとお魚好きを認めてくれていて、ありがたかったです。ギョ島さんはずっと秀才だったんですか？

よしお　いや、秀才じゃないですよ（笑）！　でも僕も親に勉強しろって言われた記憶はないですね。お母さん曰く、選挙でそれどころじゃなかったみたいです。だけど、習い事とか、「やりたい！」って言ったことは全部やらせてくれた。続いたのは野球だけでしたが……僕も、何か否定されたことはないかも。

母、強し！

よしお　そういえばさかなクンのお母さんが僕のライブに遊びに来てくれたことがあって。アンケートの名前の欄に「成魚」って書かれていて、すごく面白いお母さんなんだな、って思いました。

さかな　うちの母は、めちゃくちゃ明るくて元気なんです。友人たちからも慕われていて「ミー坊がいなくてもお母さんがいるなら遊びに行く！」って。誰にでも優しいし、誰かが遊びに来たらおいしいものをたくさんつくっておもてなしをするんです。

よしお　うちのお母さんも本当に明るくて、とにかく社交的。沖縄料理屋をやっているんですが、お母さんがキューピッドになってお客さん同士が結婚したことが何回もあります。友だちが多くて、そこまで人のことを思えるってすごいな、って尊敬しています。

さかな　みな様のことを常に思って元気を与えるって、ギョ島さんそのものですね！　さかなクンのお母さんもとびっきり明るいのですが、明るすぎてびっくりすることもありました。小学生のころ、母が「卓球に行こう！」と自転車の後ろに自分を乗せて出発したんです。下り坂をすギョい勢いで下りたら、曲がり角でドカンと自転車ギョと倒れちゃって。しかも有刺鉄線の上に！　母の腕からは血がダラダラ出ていたのですが起き上がってすぐニコニコと笑顔で「卓球行くわよ！」って言って卓球に行ったんです。