「人を好きになるってどういうこと?」と悩むのは高校3年生の男子。数多くの子ども向けライブを開催し、昨年9月に子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA with Kids+の本連載。「好き」にもいろんな種類があるという小島さん。自分のタイプを知ることから始めてみない?と提案してくれました。さらに小島さんが考える「好き」の発芽条件とは?
【写真】「筋トレをして自分のことが好きになった!」小島よしおさんと筋トレ仲間の後輩芸人はこちら【よしおの答え】
にっしーピーヤ、とっても深い悩みだねえ。よしおは高校生のころ、3年間同じ人のことが好きで、5回告白したことがあるよ。高校を卒業してからの浪人時代は5人に告白したし。まあ、全部ふられたんだけど……。にっしーくんと同じ年のころのよしおはいわゆる“恋愛体質”だったんだなあ(笑)。だけど、たしかに「人を好きになるってどんな気持ちだろう」って思っていたこともあった気がするな。もしかしたらみんなが一度はぶつかる壁かも?
ところで、にっしーくんのいう「人を好きになる」っていうのは恋愛の話? それとも友だちとか家族とかに対しての好きという話? にっしーくんからのお悩みに答えるために、いろんな人に「人を好きになるとどんな気持ちになる?」って聞いたんだけど、みんな「にっしーくんの言う好きはどっちの好きなんだろうね」って言っていたよ。
よしおは年を重ねるほど、恋愛の好きよりも人としての好きと思う対象が増えていったような気がするよ。恋愛かそうじゃないかの区別も、明確に示すものがないからなかなか難しい感情と言葉だよね。
自分のタイプはなに?
にっしーくんがどっちを指しているかわからないから、まずはにっしーくんと同じくらいの年齢のときの「恋愛の好き」がどういうものなのか、いろんな人に聞いてみた結果はこんな感じだよ!
次のページへ恋愛傾向にもタイプがある