こんにちは、編集部の吉田美穂です。突然ですが、みなさんは小中学生向けのニュース雑誌「ジュニアエラ」をご存じですか? ジュニアエラの記事の一部は本サイトでも配信しているので、読んでいただいた方もいらっしゃるかもしれません。私はジュニアエラの編集にも携わっているのですが、5月号から誌面のほうを大きくリニューアルしたので、今回は特におすすめのポイントをご紹介させてください。
ニュースについて「親子で話す」きっかけに
お子さんはテレビやネットなどで、日々のニュースに触れていると思いますが、その話題について家族と話したり、じっくり考えたりする機会ってなかなかないですよね。ジュニアエラでは毎号、旬なニュースをわかりやすく解説しながら、それが「私たちの生活や未来にどう関係しているか」を考えるヒントもちりばめています。
巻頭の「ニュースが知りたい」では、「そもそもこのニュースってどういうこと?」「何が問題になっているの?」など素朴なギモンを、ジャーナリスト一色清さんと本誌キャラクターがQ&Aで会話するページを新たに設けました。ぜひ親子で話すときのきっかけにしてもらえたらと思います。
パラパラと眺めているだけで「今」がつかめる
今回のリニューアルでは、ニュースを視覚的にとらえられるインフォグラフィックを取り入れました。また全ページを通して写真やイラスト、マンガ、図版が満載なので、見ているだけでも何となくニュースの概要がつかめます。文字を読むのはちょっと難しそう、と思ってもパラパラと誌面をめくってもらい、「これってなんだろう?」と興味を持ったら、本文を読んでさらに理解を深めてもらえたらいいなと思います。
特集は「自由研究」のテーマ探しにも
読みごたえたっぷりの特集、5月号のテーマは「ニュースと上手につきあうには?」、6月号は「月が照らす宇宙のミライ」です。また7月号(6月14日発売)は「みんなで考える戦争」、8月号(7月12日発売)は「パリ五輪」を予定しています。つくっている私たち自身も、毎回そのテーマをワクワクしながら学び、念入りにリサーチと取材を重ね、「これは読者に伝えたい!」というトピックを厳選してお届けしています。自由研究の参考になるテーマも多いので、ぜひバックナンバーもご覧ください。
そのほかにも、今回のリニューアルではたくさんの新連載がスタートしました。あの“桃鉄”とコラボした【桃太郎電鉄で行く!47都道府県】や、AERA with Kids+でもおなじみ【小島よしおの「ボクといっしょに考えよう」】、お笑いトリオ・トンツカタンの森本晋太郎さんの【ジュニアエラ大喜利】、中学受験の最新情報を解説する【中学受験通信】など、楽しく学べて役に立つ企画がいっぱいです。
6月号からの目玉企画は人気アニメ・マンガの「文豪ストレイドッグス」とコラボした【「文豪ストレイドッグス」で学ぶ 日本の文豪】です。中島敦や太宰治、芥川龍之介、泉鏡花など、人物や作品を楽しく知るきっかけになると思います。読書が好きなお子さん、親御さんにはぜひおすすめです!
引き続き、AERA with Kids+ではジュニアエラのおすすめ記事を配信していきますが、ぜひ新しくなった本誌のほうも、手に取っていただければうれしいです。
(編集部・吉田美穂)