ワーママとして、多忙な日々を送るテレビ東京の狩野恵里アナウンサー。インタビュー後編は、この春、小学生になる双子の娘さんたちの学習面や習い事について考えを伺いました。※前編<テレ東・狩野恵里アナが明かす私生活「料理はニガテ。ホワイトシチューが茶色になったことも(笑)」>から続く
【写真】貴重!狩野恵里さんの中学生時代のカットはこちら意思疎通ができるようになってからストレスがなくなった
――双子育児は大変な印象がありますが、いかがですか。
赤ちゃんのときは、夜が来るのが怖いと思うくらい、いつも睡眠不足との闘いでしたね。いまのように、子育てを楽しめるようになったのは、3歳を過ぎたあたり。そのころ、「いま、これをしているから、終わったらね」「わかった」という意思疎通ができるようになったんです。「もう、これだよこれ。私はこれを求めていた!」と感激しましたね。何がイヤで、何がしたくてぐずっているのかを言葉で伝えてくれるようになったので、こちらもわかってあげられないことによるイライラやストレスがなくなりました。
――そんな娘さんたちも4月から小学生。それぞれどのようなお子さんですか。
双子とはいえ、性格は結構違いますね。慎重派の長女は夫似で、天真爛漫な次女は私に似ているかな。保育園での発表会のとき、長女のほうは緊張で体が止まっちゃって、まったくダンスできずにモジモジ……。一方、次女のほうは「私を見て!」とでもいうふうに、誰よりも大きく動いていました(笑)。
でも、外出先で初対面の人に出会ったとき、だいたいは次女が先にあいさつするのですが、たまに長女が先に「こんにちは」と言うこともあります。そうすると、次女が先を越されたみたいな感じで、ちょっと静かになるんです。一人が前に出ると、もう片方が引っ込むというように、なんとなく二人でバランスをとっているみたい。そういうのを見ると「双子って面白いな」って思いますね。
お風呂が唯一の勉強タイム
――就学が近づき、学習の面でご家庭で取り組まれていることはありますか。
特別なことは何もしていないです。もちろん、保育園のお友達のなかには「本当にそれ読んでいるの?」というような、難しい漢字がいっぱい載っている本を読んでいる子や、もう九九も言えるみたいな子もいます。
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