「友だちに無視されたり、振り回されたり……嫌な思い出が気になって不安になってしまう」と悩んでいるのは、小学6年生の女の子。数多くの子ども向けライブを開催し、9月に子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。過去にあった嫌なこととどう向き合っていけばいいのか、算数を使って説明してくれました。
【イラスト】小島よしお画・心が“落ち着く”癒やしキャラクター(全3枚)* * *
【よしおの答え】
ゆめみピーヤは、物事をしっかり覚えている頭がいい子なんだろうなあ。こういう考え方は“ネガティブ”って言われるものかもしれないけど、裏を返せば想像力が豊かってことなんだろうな。そして、悪口を言われているかもしれないって悩んでいるけど、ゆめみちゃんは人の悪口を言わないんだろうなあ、というのがこの文章から伝わってくるよ!
小学生のころのよしおは、悪口を言われていただろうけどそのことをあまり深く考えていなかったなあ。授業中も休み時間もうるさかったから「うるさい」って言われていただろうし、寝ぐせのママ学校に行っていたから「トサカ」って呼ばれていたしね。今考えれば悪口なんだろうけど、そう受け取っていなかったんだよね(笑)。
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