照屋健
2022年W杯カタール大会のメンバーに選出され、グループリーグのスペイン戦で決勝点を決めた田中碧選手がAERAに登場。自身の武器について「全然ない（笑）。でも、適応して変化していける」と答えた。AERA 2023年2月13日号から。
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スラリと伸びる身長180センチの体をいかしたボール奪取、正確なボールコントロール、ここぞの場面で勝負強い決定力。ワールドカップ（W杯）のカタール大会で躍動した田中碧の長所はたくさんあるように見える。でも、本人の感覚は違う。
「圧倒的なものは自分にはない。突出したものはなくても、良い意味でいろんなところで適応して、変化していける。どんどん、自分ができることを吸収して、増えていく感覚」
同じ小中出身で、川崎フロンターレの下部組織で1学年上の三笘薫（ブライトン）のように、サイドから相手を切り裂くドリブルはない。チームの攻守をつかさどる中盤の要として自負がある。
「10本中1本抜いて、評価されるわけじゃない。90分間で、自分が思い描いたことが多くできるか、が大事」
沖昌之
小島よしお
しいたけ.
