ローソン社長・竹増貞信「脱プラスチック・食品ロスで、低炭素社会の実現をめざす」 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ローソン社長・竹増貞信「脱プラスチック・食品ロスで、低炭素社会の実現をめざす」

連載「コンビニ百里の道をゆく」

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竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

低炭素社会への一歩としてアイスコーヒー全サイズのカップを紙製にしました

低炭素社会への一歩としてアイスコーヒー全サイズのカップを紙製にしました

「コンビニ百里の道をゆく」は、51歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。

【写真】低炭素社会への一歩としてアイスコーヒー全サイズのカップを紙製に

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「低炭素社会実現」への機運が高まってきています。ローソンでは、パートナー企業とも力を合わせ、早急に取り組むべき「マストな課題」だと考えています。

 例えば、「週1回、要冷機器や空調機器のフィルター清掃」など全店舗で「省エネ10カ条」を定めています。他にも店舗の屋根にソーラーパネルを付けたり、NTTや三菱商事と「店舗で使う電力を再生可能エネルギーに変える」取り組みも模索したりしています。4月28日にはパナソニックと共同で、省エネ・省CO2化をめざす環境配慮モデルの店舗を中国に開きました。

 低炭素社会への大きなポイントは「脱プラスチック」「食品ロスをなくす」の二つだと考えています。まずはできることから。2019年からアイスコーヒーのカップの紙化に取り組み、今年5月頃には全国のお店で全サイズが紙製になりました。弁当類の容器も紙製の導入を進め、お店で作る厨房弁当の7割が紙製になりました。昨年7月からレジ袋が有料になりましたが、今年5月12日から熊本市で「ごみ袋としても再利用できるレジ袋を売る」取り組みにも協力しています。

 また、地球上の農場のかなりの割合が「消費されない食べ物」の生産に使われ、そのために森林が伐採されている現状があります。そこで、食品ロスにつながりにくい冷凍食品のラインアップ充実や、店舗での食品ロス削減にも取り組んでいます。

 例えば「地球環境のために値引き販売しています。お客様もご協力を」と店頭に貼り紙をし、頑張っているお店もあります。お客様も自然と販売期限が迫った商品からお買い求めいただく。そんな好循環も生まれているようです。

 皆が地球環境を思う社会へ──。お客様のご理解・ご協力をいただきながら、一緒になって取り組んでいく未来をめざしたいと考えています。

竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

AERA 2021年6月21日号


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竹増貞信

竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

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