「僕が前に出ることによってかなりチームが勢いづくだろうなと思ってましたし、かなりイメージして思い切ってやりました」

 後半20分には、SHにW杯3大会連続出場の田中史朗、LO(ロック)に同4大会連続出場のトンプソン ルークを投入。田中はすぐにディフェンスの好プレーで相手ミスを誘うなど、ベテラン勢の落ち着いた好プレーで流れを引き寄せた。

 ジョセフ・ヘッドコーチは試合後、「4年間の集大成のオープニングゲームということで、多くのプレッシャーを感じていたが、30点を奪うことができた」とほっとした様子。ベンチ入りメンバー全員が出場し、重圧の中で手にした勝利を自信に、次は強豪・アイルランドに挑む。(編集部・深澤友紀)

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