その実像はいかに? 知的でフェイクな人気者、ボリス・ジョンソン英新首相 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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その実像はいかに? 知的でフェイクな人気者、ボリス・ジョンソン英新首相

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石合力AERA
ボリス・ジョンソン氏。失言を繰り返す反面、国民からは親しみを込めて「ボリス」と呼ばれることも多い(c)朝日新聞社

ボリス・ジョンソン氏。失言を繰り返す反面、国民からは親しみを込めて「ボリス」と呼ばれることも多い(c)朝日新聞社

「大事なのはEU離脱(ブレグジット)だ。前首相は、離脱でひどい仕事ぶりだった」

 英国は日本と異なり、議会による首相指名がない。首相はエリザベス女王が指名するため、党員投票による党首選が事実上の首相選になる。

「民主主義の本家」(ジョンソン氏)での首相の選び方については、英国内の法律学者らの間では憲法上問題があるとの指摘が出ている。保守党員の平均年齢は57歳。約97%が白人だ。政府による経済介入や再分配に否定的で、社会的には右寄りの保守層と重なる。ジョンソン氏がハント外相との決選投票で得たのは党員票約16万票のうち、約9万票。アジア系などマイノリティーが1割を超す、人口約6700万人の英国全体の構成を反映した選択とは言いがたい。(朝日新聞前ヨーロッパ総局長・石合力)

AERA 2019年8月12-19日合併増大号より抜粋


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