竹増貞信「キャッシュレス元年 足かけ2年の構想も」<コンビニ百里の道をゆく> 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

竹増貞信「キャッシュレス元年 足かけ2年の構想も」<コンビニ百里の道をゆく>

連載「コンビニ百里の道をゆく」

このエントリーをはてなブックマークに追加
竹増貞信AERA#竹増貞信
竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

スマホをかざして「ピッ」と支払いができるバーコード決済を利用する方が増えています

スマホをかざして「ピッ」と支払いができるバーコード決済を利用する方が増えています

「コンビニ百里の道をゆく」は、49歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。

*  *  *
 経済産業省は2025年までに日本のキャッシュレス決済比率を40%まで引き上げることを目標に掲げています。今年は日本の「キャッシュレス元年」という声もあります。

 さまざまな支払いサービスが登場するなか、ローソンでは独自のペイメントサービスを持っていません。自作する予定も、今のタイミングではないと思っています。

 決して後ろ向きなのではなく、お客さまにとって一番便利な形を取りたいと、バーコード決済では、11種のサービスに対応しています。ライフスタイルによって、使うサービスも異なるでしょう。ローソンでは、「使いたいのに使えない」という事態にならないよう、バーコード決済が登場したときに真っ先に取り入れました。

 キャッシュレスサービスは便利な一方、広がれば広がるほど、クレジットカードと同様に店舗の決済手数料の負担が増えていきます。これはローソンの加盟店だけでなく、小売店・飲食店すべての課題です。

 こうした負担を少しでも減らせればと、ローソン銀行で手数料を引き下げられるような仕組みを検討しています。BtoBのサービスなので、お客さまの目にはなかなか触れないかもしれません。でも、キャッシュレス化が進むなか、必要なことだと考えています。

 構想が動き始めて、足かけ2年。支払いの根っこに関わるサービスなので、間違いのないように慎重に進めなければというプレッシャーもあります。社内に専門のチームを作り、パートナー企業にも協力していただいています。

 まずは広くお客さまが使える支払い方法を準備して、それぞれの店舗で気負わず導入できるよう、手数料の壁を切り崩していく。

 キャッシュレスサービスを皆が気持ちよく使える仕組みをつくっていきたいと考えています。

AERA 2019年8月5日号


トップにもどる AERA記事一覧

竹増貞信

竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい