40~50代こそ副業すべき? 社外活動で若手に「教えてやる」的な姿勢がご法度な理由 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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40~50代こそ副業すべき? 社外活動で若手に「教えてやる」的な姿勢がご法度な理由

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深澤友紀AERA
社外に足を踏み出すのは、40代、50代でも遅くない。自分の強みを生かすこともできる(撮影/写真部・小山幸佑)

社外に足を踏み出すのは、40代、50代でも遅くない。自分の強みを生かすこともできる(撮影/写真部・小山幸佑)

「働き方改革」以降、新しい働き方を模索し現状を変えたいと考える人が増えつつある。一方で、何から始めればよいのか分からない人も少なくない。既に副業を軌道に乗せている関係者は、40~50代こそSNSなどを活用して「つながり」を大切にするべきだと語る。

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 新しい時代に新たに何かを始めたい、現状を変えたいと思っている人もいるだろう。起業したり、転職したりする勇気はないが、何かにチャレンジしたい──そんな人には、副業や複業は魅力的な選択肢だ。政府も副業禁止から推進へ方向転換し、副業を解禁する企業も増えている今、社外へ踏み出す環境は整いつつある。

 とはいえ、どんなことが自分にできるのか、どうやって最初の一歩を踏み出せばいいのか、不安は残る。

 そこで訪ねたのは、NPO法人「二枚目の名刺」。その名の通り、社会人の社外活動の実践を支援しているNPOだ。スタッフの白石和彦さん(56)は、普段は花王の事業ESG推進部の部長として社員の次世代啓発を担当するかたわら、「二枚目の名刺」での活動では、新しい社会を創ることを目指す団体をサポートするプロジェクトを担当している。団体が抱える課題に対し、手を挙げた社会人で5人前後のチームをつくり、約3カ月かけて解決策を考える場だ。

 白石さん自身も51歳のときに、がんになった人が自分らしく生きられる社会を目指す団体のサポートプロジェクトに参加したことを機に、社外活動を始めた。

「今は、ITツールが充実して、SNSで連絡を取り、ミーティングもオンラインでできる。社外の活動もやりやすくなっていると思います」(白石さん)

 副業や社外活動といえば、新しい働き方を実践する20、30代の若手社会人が主流のイメージだが、白石さんはここ数年、40~50代が目立つようになったと感じているという。

「年を重ねてからでも新しいことは始められます。その場合、社外で一緒に活動する仲間は年下が多くなる。『教えてやる』的な姿勢はご法度です。鎧を脱いで、フラットな関係を築くことが、うまくいくコツです」


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