ぐっちー「トランプを酷評した米国弁護士の表現力に脱帽」 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ぐっちー「トランプを酷評した米国弁護士の表現力に脱帽」

連載「ここだけの話」

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ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

(c)朝日新聞社

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「a racist」は人種差別主義者。「a conman」と「a cheat」を両方とも詐欺師と訳しているメディアが多くありますが、ニュアンスが違います。「conman」はまさに詐欺師で、相当手が込んだストーリーテリングや、事実に見せかけたうそをちりばめ、戦略的に相手を騙す人々。

 一方、「cheat」となるとそこまで緻密な戦略はないものの人をだますという点は共通で、ペテン師や、単なるインチキ野郎、というニュアンスが強い。これを三つ並べられるのはさすがというしかありません。ひでー奴だ、という印象を与えるには十分です。

 文字数、語呂、韻、意味など平易な英語で完璧に表現しており、全米中が受けまくっていた、という現実があります。このあたりはさすがに米国の現役弁護士だ、と思わせるものがありますね。

 米国のエリート層の多くは高校のときからディベートなどで鍛えまくってますから、屁理屈を言わせたら右に出るものはおらず、日本人は歯が立ちません。これほどクリアに足を引っ張る表現は、私にもちょっと思いつきませんでした。やられました!

AERA 2019年3月18日号


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ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

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