木村拓哉、誤解や敵意にさらされたとき「僕ならこう乗り越える」 (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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木村拓哉、誤解や敵意にさらされたとき「僕ならこう乗り越える」

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澤田憲AERA
(c)2019映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 (c)東野圭吾/集英社

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 誰が事実を話し、誰が嘘をついているのか。映画「マスカレード・ホテル」で、木村は宿泊客にまぎれた犯人を暴く刑事を熱演した。初めて挑んだ刑事役。その仮面の下で何を見ていたのか。

【映画「マスカレード・ホテル」のポスターはこちら】

*  *  *
「まるでオオカミのような目をした男だ」

 監督・演出家の鈴木雅之(60)は、初めて木村と会ったときの印象をこう語っている。

 最初の出会いは23年前。「ロングバケーション」や「HERO」などの人気作品を生み出してきた2人が今年、満を持して映画「マスカレード・ホテル」を世に放つ。

「料理に例えるなら、『お重』みたいな作品です」

 木村がそう語るように、劇中では超一流ホテルという“巨大な箱”の中で、幾重もの物語が繰り広げられていく。それぞれの物語を彩るのは、曲者ぞろいの怪しい宿泊客たち。松たか子(41)、生瀬勝久(58)、菜々緒(30)といった豪華キャストが名を連ねる。

 一方、木村が演じるのは、連続殺人事件を解明するため、ホテルマンに扮して潜入捜査を行う刑事・新田浩介だ。長澤まさみ(31)演じる優秀なフロントクラークの山岸尚美とともに、宿泊客の“仮面”を被った犯人の正体に迫っていく。

 冒頭の鈴木の言葉通り、犯人の仮面をはがそうと躍起になる新田の目は、まさにオオカミのように鋭い。木村自身も「仕事で初めて会う人のことを理解したいときは、まずその人の目を見る」と語る。

「人間性というか、自分と向き合ってくださる方の温度って、目を見た瞬間にわかります」

 言葉や仕草でごまかしても、相手の本心が見えてしまう?

「いえ、僕はメンタリストじゃないので、そこまでではないけど(笑)。でも、目の前の相手に自分の気持ちがちゃんと伝わっているかとか、逆に相手が何を伝えたいかといったことは、やっぱり目を見ていれば自然と入ってきますよね」

 木村の目に力がこもるのは、自身初の刑事役ということも影響しているかもしれない。作品の完成報告会見では、「ようやく自分にバトンが回ってきたと思った」と素直な喜びを表した。


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