ジョージ・ルーカスを“ご機嫌”にした篠原ともえの一言

市岡ひかりAERA#スター・ウォーズ
 多くのファンを持つ人気SF映画「スター・ウォーズ」。芸能界にも、そのファンは多い。遠い昔、はるか彼方の銀河系で――。プロローグで流れるこのフレーズを目にするだけで、胸が高鳴る。ファンの心をつかむのは、その世界観や哲学だ。

「スター・ウォーズ」の生みの親であるジョージ・ルーカスが、このスペースオペラを描く上で、黒澤映画をはじめ日本文化に影響を受けたという話はあまりにも有名だ。

 1999年ごろ、アーティストの篠原ともえさん(38)は民放の音楽番組の企画でルーカス本人にインタビューし、日本への思いを聞いたことがある。

「インタビュー嫌い」で知られるルーカス。少しでも場が和めば……と篠原さんが持参したうちわやちょうちんに大喜びだったが、それ以上にインタビューの流れが変わり「ご機嫌になった」のは、篠原さんが“若者言葉”で、

「I wanna be ナタポー(ナタポーになりたい/アミダラ女王を演じるナタリー・ポートマンの略)」

 と口にした時だ。

「すごくウケて(笑)。日本の略語に興味を持っていたみたい」

 伝統文化だけでなく、ポップカルチャーからも日本の神髄を理解しようとしていたのか。

 恋愛の描き方も、

「古風で繊細な“秘めた思い”に日本的なものを感じる」

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