2歳の発明で特許取得 発明少女に父が感じた“不思議な感性” (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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2歳の発明で特許取得 発明少女に父が感じた“不思議な感性”

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皮をむいたりんごの変色を防ぐスプレーと、大好きなりんごを手にする道脇愛羽さん。同級生からは「すごーい」「使ってみたい!」などと引き合いも(撮影/工藤隆太郎)

皮をむいたりんごの変色を防ぐスプレーと、大好きなりんごを手にする道脇愛羽さん。同級生からは「すごーい」「使ってみたい!」などと引き合いも(撮影/工藤隆太郎)

 愛羽さんは自宅で母親がむいたりんごが変色しているのを見て、「なぜ、皮をむいた時はきれいなのに、そのままにしておくと色が変わるの」と思ったのだ。

 このナゾの解明を夏休みの自由研究に設定。「皮むきりんごの変色因子の研究とスプレー型変色防止剤の発明」というテーマで研究を始めた。実験と検証を重ね、変色因子の原因を探った後、変色防止スプレーを開発。水あめ35グラムと炭酸水10グラムの混合物をスプレー容器に入れ、皮をむいた部分に振りかけると、およそ1日、変色を防ぐことに成功した。

 尊敬する人は父と曽祖父。曽祖父は数学者だった。先祖代々の理系の血が引き継がれているのか。

 好きなノーベル賞受賞者は中村修二氏や大村智氏だそうで、発明品を「すごい」と思った。

「みんなが喜んでくれて、便利だなって思われるものができたらいいなって思う。(受賞は)結果的にそうなったらうれしいです」(愛羽さん)

 将来の夢は発明家、数学者、科学者。本人は「全部になりたい!」と宣言している。(編集部・小野ヒデコ)

AERA 2017年10月16日号より抜粋


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