ぐっちー「花巻市のマルカン百貨店の復活、若者が中心となった理想的な地方再生」 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ぐっちー「花巻市のマルカン百貨店の復活、若者が中心となった理想的な地方再生」

連載「ここだけの話」

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ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

 経済専門家のぐっちーさんが「AERA」で連載する「ここだけの話」をお届けします。モルガン・スタンレーなどを経て、現在は投資会社でM&Aなどを手がけるぐっちーさんが、日々の経済ニュースを鋭く分析します。

*  *  *
 岩手県花巻市の若者たちが、我々の同県紫波町の街づくり事業「オガールプロジェクト」に触発され、新たな地方再生モデルを実現しました。

 花巻市のマルカン百貨店が、改修の資金繰りがつかずに閉鎖するという話が出たのが昨年3月。多くの市民から愛されてきたマルカン大食堂があり、存続を望む声があがりました。日本全国でよくある話で、「町の象徴だったのに」「何とかならないか」など無責任にインタビューに答える大人たちがいます。自分たちがお金を使わないから業績不振に追い込まれたわけで、本当に必要で大事なものならちゃんとお金を使って維持しなければならない。

 そうやって嘆くだけで、政治家が補助金を持ってくるのを口を開けて待っているのが地方における現実なのです。

 しかし、彼らは違いました。若者たちは、リノベーションなどの手法で地方再生を手がける花巻家守舎が経営を引き継いで再生できないかと立ち上がりました。そしてわずか1年で、1階部分と大食堂だけをリニューアルオープンし、既存の雇用を守り、新たに60人の雇用を生み出す快挙を成し遂げました。


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