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航空・海上・陸上自衛隊 現在の装備と実力

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AERA#集団的自衛権
航空自衛隊<F-2戦闘機>(1機約110億円)/日米共同で開発。ベースは米国のF-16で、1995年に初飛行。最大速度はマッハ2。防衛省は今、F-2の後継機を研究開発中だ(写真:航空自衛隊提供)

航空自衛隊<F-2戦闘機>(1機約110億円)/日米共同で開発。ベースは米国のF-16で、1995年に初飛行。最大速度はマッハ2。防衛省は今、F-2の後継機を研究開発中だ(写真:航空自衛隊提供)

海上自衛隊<あたご型護衛艦>(1隻約1400億円)/こんごう型イージス艦の改良進化型。レーダー波の探知能力は対空では100キロを超え、360度全周で複数の対象の探知、識別、追尾が可能。北朝鮮のミサイル発射時には、警戒にあたる(写真:海上自衛隊提供)

海上自衛隊<あたご型護衛艦>(1隻約1400億円)/こんごう型イージス艦の改良進化型。レーダー波の探知能力は対空では100キロを超え、360度全周で複数の対象の探知、識別、追尾が可能。北朝鮮のミサイル発射時には、警戒にあたる(写真:海上自衛隊提供)

陸上自衛隊<16式機動戦闘車>/戦車と装甲車の機能を持つ新しいコンセプト。戦車に比べれば防御力は低いが、タイヤで走行し、時速100キロで高速道路も走行可能だ(撮影/今村拓馬)

陸上自衛隊<16式機動戦闘車>/戦車と装甲車の機能を持つ新しいコンセプト。戦車に比べれば防御力は低いが、タイヤで走行し、時速100キロで高速道路も走行可能だ(撮影/今村拓馬)

 中国、トランプ、北朝鮮、日本を取り巻く環境がきな臭くなっている。専守防衛に徹し、海外に展開できる装備は持たない自衛隊。安保法とトランプ大統領の誕生で、どう変わろうとしているのか。AERA 12月12日号では「自衛隊 コストと実力」を大特集。最新兵器から出世レース、ミリメシまでいまの自衛隊に密着する。今回はその中から、「自衛隊の最新装備カタログ」を紹介する。

【航空・海上・陸上自衛隊のフォトギャラリー】

*  *  *
 自衛隊は本当のところ、どれほどの実力を持っているのか。軍事費・防衛費では世界第8位でありながら、専守防衛に徹し、海外に侵攻、展開できるような装備は持っていない。航空自衛隊、海上自衛隊、陸上自衛隊、各部隊の現在の装備を見てみよう。

■航空自衛隊
<弾道ミサイル防衛を強化>
戦闘機347機、偵察機13機、輸送機36機、空中給油輸送機6機、早期警戒機13機、早期警戒管制機4機、輸送ヘリコプター15機、特別輸送機2機

「F-2やF-35のような対地攻撃能力にも優れた戦闘機や、弾道ミサイル防衛でPAC-3ミサイルの導入など任務の多様化に備えています」(軍事ジャーナリストの竹内修さん)

◎F-2戦闘機(1機約110億円)
日米共同で開発。ベースは米国のF-16で、1995年に初飛行。最大速度はマッハ2。防衛省は今、F-2の後継機を研究開発中だ

◎F-35戦闘機(1機約160億円)
空自の次期主力戦闘機。レーダーに映りにくいステルス機能が特長。米英など9カ国で開発。今年10月に空自に1機目が納入され、42機導入予定

◎F-15戦闘機
日本の空を守る主力戦闘機。40年以上前に、米国のマクドネル・ダグラス社が開発。最大速度はマッハ2.5。強力なエンジンと優れた運動性能が特長

◎PAC-3 地対空ミサイル
射程は半径数十キロで、弾道ミサイルを迎撃する。普段は入間(埼玉県)、春日(福岡県)、岐阜(岐阜県)などの各基地に配備されている


■海上自衛隊
<対潜水艦戦に重点>
護衛艦47隻、潜水艦17隻、哨戒機77機、ヘリコプター103機、機雷艦艇27隻、哨戒艦艇6隻、輸送艦艇11隻、補助艦艇29隻

「草創期から一貫して対潜水艦戦能力を重視しており、ひゅうが型ヘリコプター護衛艦やP-3C哨戒機など、対潜水艦戦に有効な装備の導入を進めてきた」(竹内さん)

◎あたご型護衛艦(1隻約1400億円)
こんごう型イージス艦の改良進化型。レーダー波の探知能力は対空では100キロを超え、360度全周で複数の対象の探知、識別、追尾が可能。北朝鮮のミサイル発射時には、警戒にあたる


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