「若いころは頬骨がせり出して、顎が細く上唇が目立つ。これは鼠の相ですね。なんにでも首を突っ込み、頭の回転が速く小回りが利く。ジャーナリスト向きの顔。今は顎がしっかりと安定し正方形です。これは牛の相で、リーダー向き。ゆっくり着実に、歯を食いしばって実績を積み上げた人の顔。ちなみに、森喜朗さんも牛顔ですよ」
彼女の今後はどうだろう。
「年齢を重ねても口角が下がっていない。これは人に安心感を与える吉相です。それにポイントは耳。どんどん福耳になり、耳たぶの下ラインが、鼻の位置より下まで下がってきています」
これは吉相耳といって、人格が高くなっていることを意味するんだとか。心が広く人に慕われる人はこういう耳になるという。
「難があるとすれば、耳が顔に張り付いている。これでは人の声が素通りしやすい。今後、もっと耳を立てて世論や情報を聞き入れやすくすると、ますますいい政治家になるでしょうね」
総合すると、観相学的には「非常に良いお顔」らしい小池氏。
「慈悲に満ちた仏顔に近づいているのでは。もしかしたら、本当に菩薩の心を持つ指導者になるかもしれませんね」
(ライター・浅野裕見子)
※AERA 2016年11月14日号
こちらの記事もおすすめ 「朝日だわねえ…」小池百合子が苦笑 AERA編集長が聞いた“タカ派”の真意