バラエティーとの融合も 夏のドラマの新展開 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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バラエティーとの融合も 夏のドラマの新展開

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早川あゆみAERA#ドラマ
「好きな人がいること」三浦翔平、山崎賢人、野村周平扮する3兄弟のレストランで働くことになった桐谷美玲演じるパティシエの恋と仕事を描く。フジ系月曜夜9時放送

「好きな人がいること」
三浦翔平、山崎賢人、野村周平扮する3兄弟のレストランで働くことになった桐谷美玲演じるパティシエの恋と仕事を描く。フジ系月曜夜9時放送

 アウトドア本番の夏は、テレビ視聴率は苦戦する季節。そんな中、バラエティーとの融合など新たなチャレンジに取り組む夏らしい2番組を紹介する。

 テレビドラマの低調が叫ばれて久しい。視聴率は軒並み一桁、話題にすらならないまま終わる連ドラが多い中、ここにきて新たな展開も見られるようになった。そのチャレンジの一つが、バラエティー番組との融合だ。

「愛すべきおバカさん」を紹介するフジテレビの深夜バラエティー「人生のパイセンTV」の名物ディレクター・萩原啓太(30)は、前クールの月9「ラヴソング」に続いて、放送中の「好きな人がいること」ではイケメン3兄弟の末っ子役・野村周平に1カ月以上密着。劇中では見られない彼の新鮮な一面を世に知らしめた。

「僕らの番組は普段、一見バカだけどすごい軸を持ってる人を紹介しています。素人が多いんですが、俳優さんでもお芝居をしてるだけではわからない魅力があり、そこを出していったら新しい形でその人を応援することができると思いました」(萩原)

●ディレクターが出演

 さらに現場の様子も伝えられれば、ドラマ自体にも興味を持ってもらえる。俳優陣がクイズやゲームにチャレンジするような単なる番宣ではない形でドラマとの協力態勢がとられていた。

 また萩原は取材中、チラッとだがドラマへの出演も果たした。

「スタッフも出演者も若く、その場のノリで物事が決まっていく明るい現場でした。物語はわかりやすい青春ストーリー。そのキラキラ感をいい形で僕らの番組にも入れ込めたら、と思っています」(同)

 深夜の若い視聴者を月9へ。月9の輝きを深夜へ。まさにドラマとバラエティーの新しい形の融合だ。

「本来テレビって、新しいことを見せるものですからね」(同)

●原作ものこそ力量が

 一方、「原作の知名度頼み」に見えて、新しいアプローチに挑むドラマもある。日本テレビの「時をかける少女」だ。

 原作は言わずと知れた筒井康隆のSFジュブナイルで、原田知世主演、大林宣彦監督の実写映画(1983年)や、細田守監督のアニメーション映画(2006年)など、幾度も映像化された傑作だ。今回の連ドラを牽引する松本京子プロデューサー(41)も大林版の大ファンだった。


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