シャンソンのレジェンドが来日 日本の震災に「語りすぎてはいけない」 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

シャンソンのレジェンドが来日 日本の震災に「語りすぎてはいけない」

このエントリーをはてなブックマークに追加
AERA
「She」エルビス・コステロAmazonで購入する

「She」エルビス・コステロ
Amazonで購入する

 戦後のシャンソン・ブームを支えた「最後の大物」が来日する。人生を切り取った歌詞と切ないメロディーを堪能したい。

 仏シャンソン界の「最後の大物」が「最後の日本ツアー」で来日する。シャルル・アズナブール。文化と芸術の都パリのカルチエラタンが生んだレジェンドだ。91歳。愛と人生の哀歓を歌い続ける。

 ジュリア・ロバーツ演じるハリウッド女優が書店主と恋に落ちる映画「ノッティングヒルの恋人」。エルビス・コステロが歌う主題歌「She(シー)」を書いたのがアズナブールだ。

「忘れられない面影/僕の喜び それとも後悔/僕の宝物 それとも高い代償」

 原曲の長いタイトルを翻訳者が短くし、エッセンスを取り出していったという。アズナブールはさらに、フランス語版に手を入れ直した。「三つのバージョンがある珍しい曲。予期せぬヒットだった」と振り返る。

「愛していると歌うのではなく、愛について語る曲をたくさん書いた。米国や英国は曲を重んじるが、シャンソンは詞だ」

 パリの街に育まれた。セーヌ川の左岸、ソルボンヌ大学のすぐ近くに生家のアパートが残る。夕闇にオレンジ色の街灯がともり、小さな映画館や書店、レストランの明かりがもれる静かな通りだ。


トップにもどる AERA記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい