中国 スパイ容疑で拘束された「普通の女性」 一方、重要な協力者は… (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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中国 スパイ容疑で拘束された「普通の女性」 一方、重要な協力者は…

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菅官房長官は、定例会見でスパイの存在を全面的に否定した (c)朝日新聞社 

菅官房長官は、定例会見でスパイの存在を全面的に否定した (c)朝日新聞社 

 中国で日本人4人が「スパイ行為」の疑いで相次いで拘束された。出身地の上海で拘束された「普通の女性」も含まれていたようだ。

「いたって普通の女性です」

 誰もがそう言うのは、東京都新宿区に住む日本語学校事務長の50代女性。今年6月、出張先の中国・上海で、スパイ活動を取り締まる国家安全省に拘束された女性とみられている。

「気さくな性格で、生徒たちと上手に付き合っていた。連絡が取れず心配していたら、マスコミが続々と取材に来てびっくり。彼女がスパイだなんて、いまも信じていません」

 同僚の男性教諭は、動揺した様子でそう話す。

 関係者によると、女性は上海出身。来日後、日本国籍を取得し、新宿区内で家族と暮らしていた。日本語学校には約6年前から勤務。毎日午前9時前に出勤し、午後6時ごろまでまじめに働いていたという。女性はフェイスブックに生徒たちとの写真を投稿。「ご活躍を期待しております! 前向きに歩こう」「卒業生の就職が決まった時のお祝い会」などと楽しそうにつづっていた。

 事務長として年2~3回、上海に数日出張し、優秀な留学生を集めることも業務のひとつだった。学生らは来日後、約2年の勉強を経て、東京大学や早稲田大学などの名門大学にも進学していた。


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