進撃の巨人「駆逐してやる!」が心に響く理由 京大教授が分析 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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進撃の巨人「駆逐してやる!」が心に響く理由 京大教授が分析

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「進撃の巨人」が止まらない。2009年10月号の「別冊少年マガジン」にて連載開始。13年4月にスタートしたアニメで人気が拡大し、今年6月の時点でコミックの累計発行部数は5千万部以上。8月からは、いよいよ実写映画の公開も始まる。この「進撃の巨人」現象とも言うべき一連の過熱ぶりは、いったい何なのか。

 出版社に勤務する女性Aさん(24)は、友人たちと作品内の謎について話し合うことに楽しみを感じている。

「次はどの謎が明かされるのか。どんな展開が待っているのか。作品を好きな人が周りに多いので、共通の話題として盛り上がりやすいんです」

 巨人に絶望的な戦いを挑む主人公・エレンたちに、先の見えない毎日を生きる自分たちを重ね合わせる。

「老後の保障も期待できず、明日どうなるかもわからない。閉塞感のある社会の中で、私たちの世代は常に生き方の選択を迫られています。『終身雇用で働き、定年後は年金生活』というような、かつての“正義”は存在しません。立ち上がるのか、守り抜くのか。どちらを選ぶのも自由だけど、どちらが正しいのかはわからない。そうした不安な気持ちが、主人公たちの姿にリンクするんだと思います」


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