愛猫に噛まれ呼吸困難…知っておきたいペットの感染症リスク (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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愛猫に噛まれ呼吸困難…知っておきたいペットの感染症リスク

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 ペットを飼う上で知っておきたいのが、感染症リスク。神経質になる必要はないが、万一のときのために知っておきたい。

「飼い猫にかまれて、救急車で病院に運ばれるなんて」

 大阪市在住の飲食店勤務の女性は、十数年前の出来事を振り返る。

 室内で中型犬1匹と猫2匹を飼う動物好き一家。家族が愛猫ポエにかまれるのは、犬がもう一匹の猫を遊びに誘って追いかけるときだった。追われている猫を守ろうとするのか、ポエは怒りだして、犬ではなく近くにいる家族の足をガブリとかむ。その日の夕方も、女性は同様の状況で左膝の側面をかまれた。夜、仕事に出かけて帰宅したころには、腫れた足を動かすことができず、呼吸も苦しく、体じゅうに痛みを覚えた。

 長女に付き添われ、救急車で病院へ搬送されたが、医師からは「愛猫にかまれたショックで呼吸が苦しいのでしょう」と言われ、患部を消毒されただけ。ところが、自宅前でタクシーを降りたら、立つことすらできなくなっていた。

 翌朝、別の病院を訪れた女性は「飼い猫からうつった菌による感染症」と診断された。日帰り入院で抗菌薬の点滴と傷口の膿(うみ)を出す切開手術を受けた。

動物由来の感染症に詳しい、兼島孝・獣医師は言う。


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