気付かぬうちに…「ブラックリスト」入りの若者が増加 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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気付かぬうちに…「ブラックリスト」入りの若者が増加

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「ブラックリスト」に登録されたAさんの信用情報。昨年7月22日に「異動」が発生したとある。個人の信用情報は、CICの窓口のほか、パソコンやスマホでも開示請求できる(有料)(撮影/写真部・岸本絢)

「ブラックリスト」に登録されたAさんの信用情報。昨年7月22日に「異動」が発生したとある。個人の信用情報は、CICの窓口のほか、パソコンやスマホでも開示請求できる(有料)(撮影/写真部・岸本絢)

 Aさんには思い当たる節があった。高校2年生のとき、携帯電話を買った。3万円近くしたので、毎月千円の24回分割払いにした。毎月届く振込用紙に従って入金していたが、大学に入学した頃から振り込みが滞り始めた。最終的には大学1年の10月に残額を含めてすべて入金し、完済したつもりでいた。ところが、7月にブラックリストに登録されていたのだ。

 いったんブラックリストに登録されると、完済しても5年間は記録が残る。その間は、持っているクレジットカードを利用できなくなったり、新たにクレジットカードをつくれなくなったりする可能性がある。アパートを借りる場合も、契約内容によっては借りられない恐れもあり、生活に支障が出かねない。

 携帯電話会社は未払いがあると、督促状を郵送するが、Aさんの記憶は定かではない。

「毎月千円の支払いだからと思って、甘く考えていました。すごく後悔しています」(Aさん)

 このような事例は、珍しいものではない。CICによると、携帯電話やスマートフォンの購入時のクレジット契約における「異動」の件数は、今年3月時点で約376万件。3年前の2.34倍に膨らんでおり、多くは若い世代という。

AERA 2015年6月8日号より抜粋


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