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話題の「裸足ラン」その正しい練習法とは

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 ランニングといえばシューズを履いて走るもの、と思うのが一般的。だが実はいま「裸足ランニング」が注目を集めている。裸足、もしくは裸足感覚シューズで走るこの走法、ケガが減るということで話題なのだ。秘訣は、足の指の付け根から土踏まずまでの部分(土踏まずは含まず)の「前足部」での着地。一般的なシューズランナーの多くはかかと着地をしているという。

 では今までかかと着地で走ってきたランナーが、裸足になって、前足部着地に変えたときに注意すべき点は何か。筑波大学で健康体力学、マラソン学を研究し、自らもランナーである鍋倉賢治教授に聞いた。

「前足部で着地すると、前傾姿勢で走るようになります。トップランナーは、学生の頃からトレーニングを積んでいるため、ごく自然に前足部着地で走っています。しかし、大人になってからランニングを始めた人が、急にまねようとするのは無理があります」

「十分なスピードが出なければ、上体が足の動きについて行けず、上体が上方向にはねる状態となる。これだと疲れるばかりかアキレス腱を傷めることにもなりかねません」

「シューズから裸足系に変えた人の中には、ふくらはぎがパンパンに張ったという声も聞かれますが、前足部着地に変えたことで、今までシューズに守られて使っていなかった下腿(かたい)の筋肉をいきなり酷使したから。徐々にトレーニング量を増やしていけば、この筋肉は鍛えることができます」

「裸足で走るなら、まずはトレーニングの中に10~20分程度組み入れ、短い距離から始めてください。走る際には、芝生やトラック、体育館など、安全な場所で走るといいです」

 縄跳びも効果的なトレーニングになるという。縄跳びは前足部着地で跳ぶからだ。ただ、これはレースで長距離を走ることが目標ではなく、あくまで裸足になって、足の筋肉の感覚を鍛える方法のひとつとしてとらえた方がいいとアドバイスする。

AERA 2013年5月6日・13日号


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