秋篠宮家の眞子さまと小室圭さんの結婚問題について本誌「週刊朝日」が行ったアンケートでは1万3057もの回答が寄せられ、「反対」が97%を超えた。コロナ禍で身内が命を奪われた家族も、経済的に苦境に立たされている人びともいる。そうしたなかで表に出た皇室への声を、どうとらえるべきか。
【アンケート結果】眞子さまと小室圭さんの結婚をどう思いますか?
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「おお、そこまででしたか……」
ちいさな、しかし驚きとため息が交じった声を漏らしたのは、宮内庁元幹部のひとりだ。
結婚に賛成はしない──。本誌が2月23日~3月5日の間に行った眞子さまの結婚問題に関するアンケートの回答者は1万3057人にも上った。詳しくは後述するが、そのうち1万2749人(97.6%)が「反対」の意を示した。
「ここまできたら、ご本人に任せるほか、ないのかもしれません。副作用はあるでしょうが……」
こう話していた宮内庁元幹部に、改めて本誌のアンケートに対する反響の大きさを伝えると、返ってきたのは冒頭のような声であった。
先月の誕生日会見で天皇陛下は、まさに、「多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と、答えている。「祝福」への道のりは険しそうだが、お二人の結婚への意思が揺るがないのも事実。
眞子さまと小室さんは今年、30歳を迎えることから、元宮内庁職員の山下晋司氏は、2021年中に結婚の可能性も高いとの見方を示している。
皇籍を離れても、「特別待遇」の恩恵を受けた暮らしとなる。
皇室と元・旧皇族でつくる菊栄親睦会。眞子さまは正会員、小室さんと母の佳代さんは準会員の有資格者となる。上皇ご夫妻の長女、黒田清子さんが結婚後も晩餐会に夫婦同伴で何度も出席しているように、眞子さまも南米各国やブータンなどからの国賓を招いた晩餐会には、タキシードに身を包んだ小室さんを同伴して出席する可能性が高い。住居はセキュリティーのしっかりしたマンション。黒田清子さんの住まいもそうだが1億円を超えるであろうと予想される購入費には、皇族女性の結婚に伴う約1億5千万円の一時金が充てられるだろう。