左から二子(にこ)ちゃんと一(いち)ちゃん(提供)
左から二子(にこ)ちゃんと一(いち)ちゃん(提供)

 ペットはもはや大事な家族。読者とペットの愛おしい日常のひとコマをお届けします。今回の主役は、の一(いち)ちゃんと二子(にこ)ちゃんです。

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 先代の猫てんが急性腎不全で16歳で逝って10年。思い入れのあったてんが逝ってしまってからは、自分でも驚くほどのひどいペットロスに陥りました。今でもてんのことを思い出すと会いたくて涙が出ます。

 こんなに悲しいならもう生き物と暮らすのは無理と思ってましたが、4年前、知り合いから突然、保護した子猫を飼いませんか?と聞かれました。驚きましたが、年齢的に子猫と暮らすのは最後かなと思い、同居する妹に相談して決断しました。

一(いち)ちゃんと二子(にこ)ちゃん(提供)
一(いち)ちゃんと二子(にこ)ちゃん(提供)

 茶白の愛らしい男の子で、一(4歳)と名付けました。

 そして翌年、別の保護猫団体から女の子を迎えました。

 初めて知ったうっすら模様が浮いた黒猫、ブラックスモーク。雄のゴリラのように背中が灰色なので、最初はシルバーバックのゴリ美って呼んでました(笑)。

 孤高で気高そうな雰囲気をしたこの子は二子(3歳)と名付けました。

 2頭飼いは初めてですが、喜びも幸せも2倍以上。2頭と過ごす時間が至福の時となってます。

 一と二子にはいつまでも健康で過ごしてほしいので、毎年の健康診断はもちろん、少しでも心配なら病院へ。

 毎日のトイレ・ご飯の管理表と月に3回の体重測定。飼い主としてできる限りをつくし、末永く暮らしていきます。

 一と二子と暮らすようになって、保護団体でお世話ボランティアも始めました。

 それまでは個人ボランティアさんや小さな団体へ寄付という形の応援だけでしたが、1頭でも多くの保護猫が里親さんの元で幸せになる日まで、できる限りのお手伝いをしたいと思っています。(千葉県船橋市/55歳/会社員)

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週刊朝日  2023年2月17日号