川栄:それはですね、最初から見てくれている方が疑問に思ってるところが、全部解消されて、最後は皆さん納得の結果で終わると思います。
林:そうなんだ。この脚本家の方(藤本有紀)すごくうまいから、伏線がこれから全部明らかになっていくんですね。すいません、私、物書きだから、ついいろんなことを考えてしまって(笑)。
川栄:最終回が放送されたら、1週間ぐらいは余韻があると思います。それぐらいびっくりすることが起きる最終章です。
林:えっ、びっくりすることが起きるんだ、これから。
川栄:頭の中を整理したくなるような、5回ぐらいは見直したいと思うぐらい、すごい物語の終わり方になっているので、ほんとに楽しみにしていただけたらと思います。いまの「ひなた」からは想像ができないような成長ぶりというか、展開になっていきます。
林:きっと私の想像をはるかに超えたすごいことが起こるんだろうな。すごい楽しみ! この号が発売されるころにはだいぶ変わってるんでしょうね。
川栄:フフッ。
(構成/本誌・直木詩帆 編集協力/一木俊雄)
川栄李奈(かわえい・りな)/1995年、神奈川県生まれ。2010年、オーディションに合格し、AKB48第11期研究生として公演デビュー。15年、AKB48を卒業、舞台「AZUMI 幕末編」主演。過去の出演作に、ドラマ「とと姉ちゃん」「フランケンシュタインの恋」「いだてん~東京オリムピック噺~」「BG~身辺警護人~」「知ってるワイフ」「青天を衝け」、映画「亜人」「恋のしずく」など。現在放送中のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の3代目ヒロイン「ひなた」を好演している。
>>【「カムカム」好評の川栄李奈 好きな「朝ドラ」ヒロインと次の夢を明かす】へ続く
※週刊朝日 2022年3月25日号より抜粋