高岡早紀 「魔性」のイメージ嫌うも40歳で気にしなくなった理由 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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高岡早紀 「魔性」のイメージ嫌うも40歳で気にしなくなった理由

菊地陽子週刊朝日
高岡早紀 [撮影/写真部・高野楓菜、ヘアメイク/白川いくみ、スタイリスト/寳田マリ]

高岡早紀 [撮影/写真部・高野楓菜、ヘアメイク/白川いくみ、スタイリスト/寳田マリ]

映画「リカ ~自称28歳の純愛モンスター~」は、18日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開 (c)2021映画「リカ ~自称28歳の純愛モンスター~」製作委員会

映画「リカ ~自称28歳の純愛モンスター~」は、18日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開 (c)2021映画「リカ ~自称28歳の純愛モンスター~」製作委員会

 サイコな純愛モンスターを演じた話題のテレビシリーズが映画化される。かつては抵抗があった「魔性」のイメージも、今はそれを面白がっているとか。どんな心境の変化があったのか。

【映画「リカ~自称28歳の純愛モンスター~」の場面写真はこちら】

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 インタビューが始まる前、目の前のテーブルに置いてある週刊朝日を手に取った。

「来年で100周年、今年は99年です」と説明すると、「99歳かぁ。すごいですね。(瀬戸内)寂聴先生と同い年なんて。うちの祖母も今年101歳で、私は長生きの家系みたい。人生まだまだ先が長そうなので、ゆっくり歩いていかないと」と言って、優雅に微笑んだ。

 2019年の10~11月に全国ネットで放送され、ツイッターでトレンド入りが続出した高岡さん主演の連続ドラマ「リカ」。原作は、第2回ホラーサスペンス大賞を受賞した五十嵐貴久さんのサイコスリラー小説だ。幼い頃から愛に恵まれなかった一人の女性が、運命の相手だと思う男性に出会うと、純愛モンスターと化していく。高岡さんが19歳のときに出会い、これまでも何度か一緒に仕事をしてきた共同テレビの栗原美和子プロデューサーから、「これは、絶対に早紀ちゃんにしかできない役だから」とオファーされた。

「ただ、リカ役をお引き受けする上で、私が戸惑った台詞が一つだけありました。リカは、『この人は運命の相手だわ!』と思い込んだ男性に対して、『雨宮リカ、28歳です』と自己紹介するのですが、いわゆるアラフィフの私が、平然と、『28歳です』という台詞を言えるのかどうか。普通に考えたら、いい年をした私が28歳と自称することで、いくらドラマといっても視聴者は引いてしまうと思うんです。お引き受けするからには、視聴者を引き込める台詞を言わなければならない。それができるのかどうかがすごく怖くて、『やります』とお返事するまでにかなり時間はかかりました。……正直、なくても成立する台詞なんじゃないだろうか、とさえ思いました」

 いざ番組が放送されると、妖艶な魅力を放つ高岡さんが、少女のような口調で「雨宮リカ、28歳です」と話すインパクトは絶大だった。普段からSNSを積極的に活用する世代を中心に、「サイコなリカが怖すぎておもしろい!」「中毒性がある!」と話題になったのだ。


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