本当に“黙浴のテーマパーク”だった! おひとり様限定入館を体験 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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本当に“黙浴のテーマパーク”だった! おひとり様限定入館を体験

週刊朝日
「かるまる」のサウナ (かるまる提供)

「かるまる」のサウナ (かるまる提供)

ソロ活女子におススメのスポット (週刊朝日2021年5月7―14日号より)

ソロ活女子におススメのスポット (週刊朝日2021年5月7―14日号より)

 東京・池袋駅近くに、黙活に特化した関東最大級のサウナ施設がある。2019年12月にオープンした男性専用のサウナ&ホテル「かるまる」。4種類のサウナに9種類の風呂(うち4種類が水風呂)、休憩エリアには漫画や雑誌が1万冊、ボディーケアや食事処、宿泊スペースなどが備わっているレジャー施設だ。

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 月1回はレディースDayになると聞き、黙活を体験しに、記者も行ってみた。

 フロントがあるビルの6階へ。ゲートを通り検温と消毒。その横の机の上に置かれた紙は誓約書。これが「かるまる」の黙活への挑戦だ。誓約書には「館内では一人で行動し、会話厳禁を守ります」「ご入館後、他のお客様と接触しません」など四つの約束が書かれている。同意しなければ館内の利用はできない。実際、注意しても守らなかったために、退館してもらった客もいたという。

 記者も誓約書にサインしてフロントへ。横にある館内着を持って広々とした更衣室に入ると、シーン……。会話は厳禁だから当然だ。9、10階の大浴場に入っても話し声はまったくしない。水の流れる音と、洗面器がこすれる音だけが響く。静かだからか、露天ジェットバスから見える夜空の星や、サウナ室のアロマの香りに集中できて気持ち良い。

 この状況からは考えづらいが、担当者によると、かるまるは以前、「池袋のテーマパーク」とも呼ばれ、若者でごった返していた。飛沫感染を防ぐため、「館内では会話をしないでください」と注意はしていたが、一向に会話は減らず、一人で安全に楽しみたいという客は離れていった。

 そこで思い切って、今年1月16日からおひとり様限定にし、団体で来ても入館後は別行動、会話は一切禁止を徹底した。それが徐々に浸透し、「『黙浴のテーマパーク』と言われるようになりました」(担当者)。騒がしい時期に敬遠していた客も戻り、一時は半数以下にまで落ち込んでいた入館者が、今はコロナ禍前の7割ぐらいにまで戻ってきたという。


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