「AI開発で世界平和に貢献」東大合格を決めたスーパー高校生 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「AI開発で世界平和に貢献」東大合格を決めたスーパー高校生

松岡瑛理週刊朝日#大学受験#東大
東京大学の赤門 (撮影/吉崎洋夫)

東京大学の赤門 (撮影/吉崎洋夫)

 スーパー高校生たちの素顔は? 東大学校推薦型選抜(旧推薦入試)で工学部への合格を決めた、西大和学園(奈良)の勝部駿貴さんに話を聞いた。

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■戦争体験を記憶するAI開発に意欲

 戦争体験の記憶を残すAI(人工知能)を開発する──。

 大学に提出した志願理由書で、自分の夢についてこうアピールした。

「今、日本では戦争体験者の高齢化が進んでいます。社会から戦争の記憶が廃れていくことを防ぐために、体験者の話を記憶し、語り継ぐAIを将来的に開発したいです」

 父親の仕事の関係で、全国5カ所に住んだ。中学時代に被爆地・長崎で平和学習の授業を受け、「戦争体験の継承」に関心を持ったという。

 高校では、プログラミングに熱中。2年時には中高生がプログラミング能力を競う「日本情報オリンピック」に出場し、敢闘賞を受賞した。

「計算の過程を命令するだけで、人間の能力をはるかに上回るパフォーマンスが機械から返ってきます。自分の頭で描いていたことが、思いどおりに実現できたときのうれしさは格別でした」

 何事も完璧に成し遂げたいという性格の一方で、ユーモアも忘れない。高校2年時に学年全員が参加する「勉強合宿」の最中、友人とコンビを組み、クラスメートの前で漫才を披露した。

「合宿は3日間、勉強漬け。みんな疲れてしまうので、癒やしが必要かなと思いました。勉強の悩みに答える内容のネタを作ったところ、ウケもよく安心しました」

 大学卒業後の進路として、大学院進学のほか、起業も考えている。

「最終的に目指すゴールは、AI開発を通じて世界平和に貢献すること。そのためには技術の広報活動も必要。自分でビジネスを起こすのが早いのではないだろうかと」

 入学後は経済学など他分野の講義にも出席したい、と意欲を見せる。(本誌・松岡瑛理)

週刊朝日  2021年3月26日号


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