政界入り話もあった山田内閣広報官 菅首相長男について「国家公務員倫理法上の利害関係者」と語る  (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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政界入り話もあった山田内閣広報官 菅首相長男について「国家公務員倫理法上の利害関係者」と語る 

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山田内閣広報官(C)朝日新聞社

山田内閣広報官(C)朝日新聞社

 菅義偉首相の長男、菅正剛氏が勤める「東北新社」から総務省幹部12人が計38回、接待を受けていた問題の炎上が止まらない。

 総務省の審議官時代に74203円の接待を受けていた山田真貴子内閣広報官も2月25日、国会で参考人招致される。山田氏は総務相時代からの菅首相の懐刀。2019年11月6日午後6時半から東京・虎ノ門で受けた接待は高級ステーキと海鮮料理で、総務省の公表では1回の接待単価では最も高額だった。本誌が入手した資料によると、山田氏は調査に対し、こう弁明したという。

「会食時は東北新社との職務上の直接の関係はなかったが、職歴上、国家公務員倫理法上の利害関係者に該当していた可能性が高いと考えています」

「会食時の会話は放送業界全体の実情などの話はあったかもしれない。またグループ会社の話題は出たかもしれないが、行政をゆがめるような働きかけはなかった」


 総務省は24日、幹部11人は接待を受けた当時、東北新社と利害関係があり、国家公務員倫理規程に違反、減給や戒告などの処分を発表した。しかし、山田氏はすでに総務省を退職しており、処分の対象にはならなかった。山田氏は1カ月分給与の10分の6を自主返納し、7万4千円とされる飲食代を東北新社側に返金するという。

 山田氏は「絶対に飲み会を断らない女」として霞が関で有名だった。NPO法人「超教育協会」が2020年6月4日に公開した動画で山田氏は大学生に向けて独自の飲み会論を語っている。

「飲み会は断らない。断る人は二度と誘われません。幸運に巡り合う、そういう機会も減っていきます。私自身、仕事ももちろんですけど、飲み会を絶対に断らない女としてやってきました。まあ、勉強、人、プロジェクト、多くの人に出会うチャンス…」
 
 飲み会を断らないことで、出世してきた山田氏は成功体験をこうも訴えている。

「幸運を引き寄せる力について。実績を上げられるプロジェクトに巡りあったり、自分にチャンスをくれる人に出会ったり、そういう幸運を皆さん願うと思います。しかし、良いプロジェクトや人に巡り合う確率というのは、人によってそう違うはずはありません。違いはどれだけ多くの人に出会い、多くのチャレンジをしているか。イベントやプロジェクトに誘われたら絶対に断らない」

 


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