危機を乗り越えた「日向坂46」がテレビで重宝されるワケ  乃木坂、櫻坂を上回る勢い (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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危機を乗り越えた「日向坂46」がテレビで重宝されるワケ  乃木坂、櫻坂を上回る勢い

牧忠則週刊朝日
日向坂46=2019年11月(C)朝日新聞社

日向坂46=2019年11月(C)朝日新聞社

 音楽、情報、バラエティー、スポーツ番組……。テレビを見ると、毎日のように様々なメンバーが出演しているアイドルグループがあることに気づく。「日向坂46」だ。

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 テレビ関係者はその人気についてこう分析する。

「日向坂のメンバー、特に1期生は不遇の時代を味わっています。だから常に危機感を持ち、番組に求められることに全力で応えようとする姿勢で能力も高い。共演するタレントだけでなく、スタッフにもあいさつをしっかりするなど低姿勢で、業界内の評判が非常に良いですね」

 日向坂の以前のグループ名は「けやき坂46」(通称ひらがなけやき)。2015年に長濱ねるが特例で欅坂46(現・櫻坂46)に加入した際、欅坂46の「アンダーグループ」として発足した。長濱ねると、オーディションで選ばれた11人を含めた計12人で16年5月から活動がスタートしたが、乃木坂のように選抜制で楽曲のメンバーに選ばれるわけではなく、メンバーは欅坂のアンダーグループとして固定されていたため、知名度も低かった。

 握手会で並ぶファンの姿が見られず、「滑走路」と揶揄(やゆ)されることも。ライブで登場すると聞くに堪えないヤジが観客席から浴びせられることもあった。さらに、17年に中心的存在だった長濱ねるが欅坂46の専任になることに。日向坂のメンバーが後に振り返るように、この時はいつ心が折れてもおかしくない状況で、グループが存続の危機を迎えていた。

 だが、社会に対する反発や抵抗で異色のアイドルグループへの道をたどった欅坂と対照的に、ひらがなけやきは苦境でも笑顔を絶やさずライブを盛り上げる姿で新規のファンがつくようになる。19年2月にグループ名を日向坂に改名すると、「ハッピーオーラ」がキーワードになり、日向坂のファン「おひさま」が急増する。現在は2期生、3期生を含むメンバー22人。かつて乃木坂のダブルエースだった白石麻衣、西野七瀬、欅坂の不動のセンターだった平手友梨奈のような圧倒的なオーラを放つ存在はいない。前述のテレビ関係者は、それが日向坂の強みであることを強調する。


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