神田伯山、講談を選んだのは落語に感銘したから!? 似顔絵大賞選考会で語る (1/5) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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神田伯山、講談を選んだのは落語に感銘したから!? 似顔絵大賞選考会で語る

工藤早春週刊朝日
神田伯山さん(左)と山藤章二さん (撮影/写真部・掛祥葉子)

神田伯山さん(左)と山藤章二さん (撮影/写真部・掛祥葉子)

神田伯山さんが選んだご本人の似顔絵【作・宇田川のり子さん】)(左)と大賞の「森喜朗」【作・杉山繁行さん】 (撮影/写真部・掛祥葉子)

神田伯山さんが選んだご本人の似顔絵【作・宇田川のり子さん】)(左)と大賞の「森喜朗」【作・杉山繁行さん】 (撮影/写真部・掛祥葉子)

 約40年続く名物連載「山藤章二の似顔絵塾」。毎年恒例の似顔絵大賞も、38回目を迎えました。ゲスト審査員には塾長が「前から聞いてみたいことがあった」と手ぐすねを引いていた講談師・神田伯山さん。お互いの本音と本音がぶつかり合う、コロナ禍とは思えぬにぎやかな選考会になりました。(司会/本誌・森下香枝編集長)。

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山藤:芸能人オーラがありますね。テレビにはもったいないけど。

伯山:ありがとうございます。どの絵もよく見えますが、似顔絵のいい悪いを選ぶ基準はなんなんですか?

山藤:作者の、モデルに対する思い込みですね。キレイとか巧いとか、あんまり細かなこと考えず、直感で選んでください。

伯山:直感ですか……どっちのリーチ・マイケルがいいかな。こっちのほうがリーチ・マイケルの良さが出てますけど。悪意がある感じのほうが面白いような……。

山藤:モデルさんが持ってる多面体の一部分から入り込む作風っていうのはありますよね。似顔絵でからかってみようっていう。

伯山:そうですね、この池上彰さん、悪意があっていいですね。

山藤:悪意が生でなければ。それがカリカチュアライズされたほうがいいと思うんですよね。

伯山:僕、この火野正平ですね。自転車もちゃんと描いてあって。敬意とかわいらしさと、顔の色が悪いのもいい。

山藤:あまり、特色のある顔じゃないんですけど。生き方、動作が好きなんでしょうね。作者は。

伯山:そうですね。

森下:私は石破(茂)さん。ご本人に何度かお目にかかったことがありますけど、ほっぺたが、本当にこういうぷっくりした感じなんですよ。それと、総裁選で敗れてしまって。判官贔屓(びいき)で選んでみました。

山藤:私は、水谷(豊)だな。顔がないのがいいね。でも誰だか、「相棒」を知っていればすぐわかる。

森下:そうですね、紅茶を高いところから注ぐ、有名な場面です……大賞はどうしましょうか。

山藤:今年の大賞ですから「流行語大賞」みたいなモノで、流行したからっていいとは限らないけど、広く浅くないと読者には届かない。総合力が問われますね。


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