セカンドキャリアおすすめは「顧問」 中高年が現役時代から準備すべきこと (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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セカンドキャリアおすすめは「顧問」 中高年が現役時代から準備すべきこと

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松岡瑛理週刊朝日#働き方
※イラストはイメージ (GettyImages)

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大塚寿さんに聞いた50代からの転職に必要な心構え3箇条 (週刊朝日2020年10月2日号より)

大塚寿さんに聞いた50代からの転職に必要な心構え3箇条 (週刊朝日2020年10月2日号より)

 中高年の働き方が転換期を迎えている。コロナ禍で賃金や社員を減らす企業の動きが強まる一方で、来年4月施行の改正高年齢者雇用安定法では70歳までの就業確保や創業支援が企業の努力義務になる。終身雇用が当たり前でなくなった今、セカンドキャリアに向けてどんな準備をすればいいのか。

【50代からの転職に必要な心構え3箇条はこちら】

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「コロナ禍ではレナウンのような老舗アパレルから日本航空などの大手空輸まで、さまざまな企業が大きな経済的被害を受けました。業績が悪化して人員整理に走る業界は、今後さらに増加することが予測されます」

 これまで1万人近い大手・中小企業経営者へのインタビュー経験があり、『50代 後悔しない働き方』(青春出版社)などの著書を持つ作家・大塚寿さんはこう話す。若年世代も就職活動に苦戦する今、シニア世代の再就職はさらに難しいのではないか。聞くと、意外な答えが返ってきた。

「いいえ。会社規模や職種によって状況は千差万別です。大手企業であれば確かに難しいかもしれませんが、中小企業の場合、人手不足で困っているところは山ほどあります。職種でいえば、設備系・施工系・運輸系・IT系技術者などは、年齢に関係なく需要があります」

 もっとも中小企業の場合、表向きには求人が出ていないことも多く、探し方に一定の工夫が必要だ。大塚さんは言う。

「『リファラル採用』という言葉をご存じでしょうか。平たく言えば、『社員の紹介による採用』のこと。中小企業の場合、大手と異なり広告を出しても人が来る保証はありません。そのため、身内やかつての取引先・顧客などから声をかけ始めることが多いのです」

 大塚さんによると、重要なのは実績。職務経歴以外に技能コンテストの入賞記録も使える。自分を売るキャッチコピーを考えるなど、これまでのスキルやキャリアの売り方を考えておくのがいいという。

 声がかかるのを待つ前に、気になる企業をあらかじめリストアップしておき、「手紙」「履歴書」「職務経歴書」を3点セットにして直接、社長に送付するといった個人営業も効果的だという。


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