ロールモデルコーチというポストの未来はさておき、内田さんの指導者としての資質は十分にあると六川氏は続ける。

「かわいい顔をしながらはっきりものを言えますし、冷静な分析力に加えて、物事を理路整然と伝える力を持っています。カリスマタイプではありませんが、W杯を2度指揮した岡田武史さんに通じるものがあるかもしれません」

 肩書が何であれ、日本サッカー界に明るい未来をもたらしてくれることを期待したい。(本誌・秦正理)

※週刊朝日オンライン限定記事

著者プロフィールを見る
秦正理

秦正理

ニュース週刊誌「AERA」記者。増刊「甲子園」の編集を週刊朝日時代から長年担当中。高校野球、バスケットボール、五輪など、スポーツを中心に増刊の編集にも携わっています。

秦正理の記事一覧はこちら