香港周庭さん「来年の今ごろ生きてるかな」 思わず漏らした弱音 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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香港周庭さん「来年の今ごろ生きてるかな」 思わず漏らした弱音

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松岡瑛理週刊朝日
保釈後、YouTube動画で笑顔を見せた周庭さん(YouTubeより)

保釈後、YouTube動画で笑顔を見せた周庭さん(YouTubeより)

 香港国家安全維持法(国安法)違反の容疑で逮捕された民主活動家・周庭さん(23)が8月11日、保釈された。逮捕時には釈放を求めるハッシュタグがSNSで拡散されるなど世界的に注目された。

【写真】凛々しい表情で闘いへの覚悟をみせる周庭さん

『香港デモ戦記』(集英社新書)の著者でノンフィクションライターの小川善照氏は、2015年から取材してきた周さんの素顔をこう明かす。

「基本的にはよく笑う子。日本のサブカルチャーに詳しく、嵐の二宮和也さんや俳優の佐藤健さんが好き。皆でカラオケに行ったときは、中森明菜など昭和アイドルの歌謡曲も歌いこなしていました。香港で放映されていた日本のアニメから日本語を習得したそうです」

 今回の逮捕は国安法施行直後だったことからも注目された。同法は「香港基本法」の付属文書を利用して作られている。国内で唯一、香港基本法を専門とする大東文化大学の廣江倫子准教授は、国安法の問題点についてこう指摘する。

「一国二制度が採用されている香港では香港基本法が最高の法律という位置づけ。しかし国安法は香港の法律に対して優越し、中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)に解釈権が委ねられている。7月1日には香港弁護士会が国安法に関し、『香港基本法の規定と矛盾しているように見える多数の条項が含まれている』と声明を発表しています」


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